تسجيل الدخولミアはさらに怯えた表情で続けた。「ダメージを受けて……弱っちゃってね、身を隠すために人の姿になったの。それで、森の中に潜んでいたんだけど……」
あぁ、その後の展開は想像つくなぁ。「それで、ビッグウルフの群れに襲われたんだぁ?」レイニーは優しく問いかけた。
ミアは涙目になりながら頷いた。「うん、そうなの……。わたし、ただ遊びたかっただけなのに、こんなことになっちゃって……」
レイニーはミアを抱きしめ、優しく頭を撫でた。「大変だったね。もう大丈夫だよ。でも、これからは気をつけようねっ」
ミアは少し安心した様子で、「ありがとう、レイニーくん……。わたし、反省してる……」と小さくつぶやいた。
今は体力が弱っていてワイバーンに追われ、かなり遠くまで来てしまって帰れないので、しばらく俺と一緒にいたいらしい。なんだか俺に懐いちゃってるし……別にいいかな。
「そっかぁ……反省しているんなら一緒にいても良いけど、暴れないでよね~」ドラゴンが暴れたら止められなさそうだしぃー。
「うん。わかったぁ♪やったぁ~」可愛い笑顔で、ぎゅぅと抱きしめられた。
ミアの笑顔は魅力的で、見とれちゃって断れないよなぁ~。ほんとにドラゴンなのかなぁ……って感じだな。
「俺は、他にも仲間がいるから紹介するねっ」笑顔でミアの頭を撫でながら優しく言った。
「う、うん……。でも、怖がられちゃうと思うよ?」心配そうな表情をして、俺を見つめ抱きしめる腕に力が入った。
「大丈夫だよっ。みんな優しいし、俺が一緒にいるからさぁ~。ねっ!」そう言うと立ち上がり、ミアの腕を引いて立たせると手を繋ぎ村へ向かった。
宿へ戻り部屋に入ると、みんな戻っていて部屋で寛ぎ話をしていて、俺たちに注目が集まった。
「ううぅ……だれっ!?その子。すぐに可愛い子を連れてくるんだからぁ~!」ムスっとした表情になったリリスが文句を言ってきた。事情を話て納得をしてくれたが……
「えっと……ミアちゃんって、有名だよね。ドラゴンロードの娘さんだよね?」と、ロディーが怯えた表情でミアに聞いた。ミアって有名なんだ!?へぇ~すごいじゃん。と思い目をキラキラさせてミアを見つめた。
「え、あ……うん。ドラゴンロードだよ……」怯えた感じで返事をして俺の後ろに隠れた。
「あぁ~破壊龍とか破壊のドラゴンって呼ばれちゃってるよな~。一緒にいて大丈夫なのかー?」リリスが、いつもの感じで俺に聞いてきた。は?破壊のドラゴンって……それ、かっこいいじゃん!
俺の後ろに隠れていたミアの肩を掴み話した。「ミア、かっこいいじゃん!でも、破壊行為は禁止だからね~。破壊をしたら追い出しちゃうからね!」サラサラで触り心地が良い、薄水色の髪の毛を優しく撫でた。
「うんっ! 暴れたり、破壊はしないよっ! あのね、レイニーくんに忠誠を誓うの! わたしを助けてくれた、命の恩人だもんっ!」と、言いだした。
あれ? 話が変わってきてるよ?? 弱って帰れないから、しばらく一緒にいさせて欲しいって言ってなかったっけ? その言い方だと……ずっと一緒にって感じだけど。飽きたら帰るっぽいから良いかぁ。それにセラフィーナが何も言わないで、ミアを見つめて微笑んでいたし、問題なさそうじゃん。俺も見ていたけど、ウソを付いてる感じを受けなかった。
話の後にリリスとロディーに別の部屋に手を引かれて、ミアの話を聞かされた。ミアはイタズラ好きでワガママな娘らしく、さらに両親が娘を溺愛していて、誰も止める者がいないらしく好き放題して暴れていた。その被害は、村や王国を破壊してもおもちゃが壊れた程度に思っている種族らしい。しかも両親はドラゴンロードと名のしれた最強種のドラゴンロードだった。 まあ、それはミアからイタズラ好きだと聞いたし、国を破壊されちゃ困るけど……ここで、放り出したら国や村を破壊するのをやめないんじゃない?俺達が教えた方が良いと思う。意外と素直に聞いてくれたしねっ♪ それに、そのイタズラってただ単に両親の気を引きたかっただけじゃないのかなぁ? ただ寂しかっただけとか……リリスとロディーに、ミアを呼んでもらい二人で話すことにした。
「国を滅ぼしたって、ほんとう?」目を輝かせて聞いた。
「え、う、うん。ちょっと、やりすぎちゃったみたい……」気まずそうに答えた。気まずそうに答えるって事は、反省してるし、悪いことをしたって自覚があるってことだよね。
「へぇ〜すごいなぁ~」ベッドに腰掛け、両手を広げるとミアが恐る恐る膝の上に座ってきた。やっぱり懐いてくれてるみたい。歳上でも小柄な女の子で良い抱き心地かも。
「すごくないよぉ。えへへ……♪ もう、しないよっ。」明るい声で返事をしてきたので、いつもの癖で……ミアの頬を触ってしまった。
「わぁっ。え……わぁ……うにゅ~♪」と、初めはビクッと驚いていたミアが、甘えた声を出してきた。ドラゴンだから硬いかもと思っていたら、とても柔らかくてぷにぷにとした感触だった。
「ゴメンね、いつもの癖で……」いきなり触ったことを謝罪をした。ミアの頬を触りながら。
「ううん。えっと……初めて触られちゃったぁ〜。みんな恐がって近寄ってこないからぁ」嬉しそうに話し、安心をしたのか寄りかかってきた。
だが、その守護者たちの奮闘も、この伝説級のドラゴンには届かなかったらしい。「アシュテリアが俺を攻撃した時、周りの警護の奴らが守ろうとしてくれてたみたいだけど……まあ、アシュテリアには相手にもされていなかったみたいだなぁ」 苦笑まじりにそう告げると、アシュテリアは「ん? そうだったのですか?」と心底どうでもよさそうに首を傾げた。「羽虫が騒いでいる程度にしか思っていなかったのですよ。レイニーくんを守ろうとした心意気だけは、認めてあげてもいいのですけどねっ」(心意気だけ、か……。ヘルフレイムドラゴンからすれば、王宮の精鋭ですらその程度の認識なんだな) 実力差は残酷なほどに明白だったけれど、主のために命を懸けようとしたその忠誠心は嫌いじゃない。たとえ攻撃が通用しなくても、俺のために動こうとした者たちがいる。影の暗殺者と、忠実なる魔犬「俺を守ってくれてるヤツがいるみたいだけど? コイツラも強いのかなぁ?」 気配の主――壁の影や天井の隅に潜んでいる者たちを指さして聞いてみた。するとアシュテリアは、当然のことを聞かれたと言わんばかりに、また首を傾げる。「あぁ、シャドウアサシンですか? 強いと思うのですよ? って、何に対して強いと聞いてるのか分からないんですけれど……人間界ならかなり強いと思うのです。というか、ここに弱いヤツはいないんじゃないかなぁ……。メイドでも、人間界ならば上級の冒険者のレベルだと思うのですよ」(メイドで上級冒険者レベルって……この王宮の基準、どうなってるんだよ) アシュテリアと比べればどうしても霞んでしまうが、彼女が強すぎるだけで、周りの配下たちも十分すぎるほどに規格外らしい。 シャドウアサシン。影に潜み、音もなく目標を仕留める暗殺の専門家か。彼らがいれば、村の隠れた防衛線としては完璧だろう。 だが、さすがに全員を連れ帰るわけにはいかない。(あまりに魔物だらけにすると、村じゃなくて魔王領になっちゃうしなぁ。まあ、余裕ができたら徐々に送り込めばいいか……。まずは、目に見える警備が必要だよな) 俺は視線を戻し、さっきから洞穴の前で行儀よく俺を待っている一団を見つめた。「ここのワンコの群れは欲しいな……強そうだし、カッコいいし」 そこにいたのは、燃え盛るような眼光と、しなやかで力強い体躯を持つ黒い犬の群れだ。威圧感はあるけれど、
「むぅ……いやぁ。わたしは、レイニーくんと一緒に行動をともにすることを望みますっ」 アシュテリアは途端に頬を膨らませ、不満を露わにした。その様子は、まるでおもちゃを取り上げられた子供のようだ。「でも、村の守護者が欲しいんだよなぁ……」(あの無秩序の森にはワイバーンもいたし、他にも不穏で強そうな魔物の気配が充満してたからな。彼女がいてくれれば安心なんだけど……) 村を守ってほしい俺と、隣にいたい彼女。伝説のヘルフレイムドラゴンをどう説得したものか、俺は頭を悩ませることになった。 闇の支配者と、魔王の遺産 「ここで暮らすつもりがないのなら……ここの守護者とかを連れていけば良いんじゃないのかなぁ? 結構つよいと思うのですよっ」 アシュテリアは小さな胸を張り、自信満々に提案してきた。 言われてみれば、ここに来るまでの道中、王宮の至る所で見たこともない魔物たちを見かけた。番犬のような魔獣や、重厚な鎧に身を包んだ巨漢、無機質な骨の兵隊。さらには上空を舞う、黒炎を纏ったワイバーンのような魔物まで。(あいつら、全部連れていっていいのか? 闇の王の槍を手にしたことで、俺がここの新しい主になったから、みんな配下になったってことなのかな……) もし彼らを村に連れて帰れるなら、これ以上ない鉄壁の警備体制が整うだろう。戦力としても申し分ない。「連れて行って良いなら、村の警備と戦力になりそうだよな。でも、勝手に連れて行って良いのかな?」 俺が首を傾げて尋ねると、アシュテリアは当然だと言わんばかりに、弾んだ声で答えた。「それは、当然なのですよ。この闇の世界は、レイニーくんの支配下になったのですし、新たなる命令をすれば、みな従いますよ……ご主人様っ♪」 彼女はニコっと愛らしく微笑み、俺の腕に自分の腕を絡めてきた。その無邪気な仕草とは裏腹に、口にされた言葉の内容はあまりに衝撃的だった。(……え? 闇の世界? えっと……他の地域に転移をしたんじゃなくて? また異世界に来ちゃった感じ??) 混乱が頭を支配する。ただの遠出だと思っていたのに、いつの間にか別の世界を丸ごと一つ手に入れてしまったのだろうか。(戻れるのかなぁ? あ、でも……連れて戻ればいいって言ってたし、行き来はできるっぽいよね) 思わぬ形で「魔界の軍勢」を手に入れることになった俺は、まずはどの魔物を村へ
「残念だけど……俺、今さぁ……加減が出来なくなっちゃってるんだよねっ♪ 瞬殺しちゃったらごめんね」 ニコっと笑う俺の瞳には、一切の慈悲は宿っていない。 それまで余裕を崩さなかったドラゴンが、バッと跳ねるように起き上がった。その巨躯は目に見えて震え、黄金の瞳には「死」の恐怖が鮮明に浮かんでいる。「あ、え? あの……ごめんなさい! 寝ぼけていただけなのですっ」 先ほどまでの尊大な口調はどこへやら、ドラゴンは慌てふためき、まばゆい光と共にその姿を縮めた。 煙が晴れた先にいたのは、禍々しい竜ではなく、地面に手をつき、涙目で必死に頭を下げる一人の可憐な少女だった。 漆黒の守護竜と、紫の瞳の少女 あ、まあ……そうだよな。 自分の家に勝手に入ってきた知らない奴が、寝込みを襲うように近寄ってきたら、誰だって驚くし、身を守るために全力で攻撃しちゃうよな。現状を冷静に分析してみれば、悪いのは完全に不法侵入した俺の方だ。 目の前で震える可愛らしい少女の姿を見ていると、さっきまでの禍々しい槍を振るう気なんて一気に失せてしまった。俺は憑き物が落ちたように肩の力を抜くと、素直に言葉を返した。「まぁ、人の寝床に勝手に入った俺が悪いんだよな……こっちこそ、ごめんねっ」「うぅ……ホントに死ぬかと思ったぁ……。いきなり攻撃をしちゃって、ごめーんっ!」 俺の謝罪を聞いて極限の緊張から解放されたのか、彼女は大きな瞳に涙を溜めながら、勢いよく俺に抱きついてきた。 擬態した彼女は、薄紫色の柔らかなセミロングの髪を揺らし、深い紫色の美しい瞳を潤ませている。その小さく温かな体温が伝わってきて、さっきまで山を吹き飛ばすような炎を吐いていたドラゴンだとは到底信じられない。 彼女は俺の胸元に顔を埋めてひとしきり震えていたが、やがてハッとしたように身を引き、その場に跪いた。 漆黒の守護竜と、永遠の誓い 「あの……一生おそばにいさせてください。そして、永遠の忠誠を捧げさせてくださいっ!」 いきなり可愛らしい少女に忠誠を誓われた。(ん? まだ寝ぼけてる? 意味がわからないぞぉ??)「え? 忠誠って……? まだ寝ぼけてるのかな?」 小さな女の子と言っても、俺より歳上っぽい……12歳くらいかな。そんな女の子が跪いてお願いをしてる。「寝ぼけてないのです……さすがに目は覚め
この黒い石で築かれた巨大な建造物は、夜空に浮かぶ影のように見え、高くそびえる塔がいくつも立ち並んでいる。塔の頂には常に暗雲が立ち込め、闇の火が燃え盛り周囲を照らし出していた。宮殿の門には重厚な鉄の扉があり、その威圧的な姿は訪れる者に畏敬の念を抱かせる。 宮殿の内部に足を踏み入れると、黒と赤を基調とした豪華な装飾が目に飛び込んできた。壁には黒曜石とルビーが嵌め込まれ、煌びやかな反射が美しい広がりを見せ目を引く。広いホールには豪華なシャンデリアが吊り下げられ、闇の火によって妖しく輝いていた。大理石の床には複雑な模様が刻まれ魔法陣のようにも見え気になってしまう。各部屋の入口には重厚なカーテンが掛けられていた。 王宮は豪華さだけでなく、厳重な警備が施されていた。闇の魔力によって強化された衛兵が宮殿の各所に立ち並び、無言で鋭い目を光らせていたが俺には無反応だった。宮殿全体には強力な魔法の結界が張り巡らされ、侵入者を拒む仕組みとなっており、結界に触れる者はその場で強力な呪いを受ける危険があるが、結界が可視化して見えるので問題は無かった。 さらに、王宮の内部には闇の王の魔法によって作られた監視の目が設置されており、不審な動きを感知すると即座に警報を発し衛兵を呼び寄せるらしい。廊下や部屋の随所には隠された罠が仕掛けられており、毒矢や落とし穴、呪いの魔法など多岐にわたる罠が侵入者を待ち受けている。また、闇の王が飼っている巨大な護衛獣も存在し、王宮の特定の区域を守っている。これらの護衛獣は闇の魔力を帯びており、通常の武器では対抗できないという説明がいろいろと伝わってきた。黒炎の洗礼と、想定外の守護竜 宮殿のあまりに禍々しい光景に、俺は思わず首を振った。 ここに住めと言われている気がするけれど、流石にここを拠点にするのは無理がある。ディアブロや他の悪魔たちなら喜ぶだろうけれど、人間であるルフィアや、神聖な気配を持つ天使たちをこんな場所に住まわせるわけにはいかない。「うん、ここは豪華で広くて良いんだけど……却下だな……」 早々に宮殿を後にし、広大な庭へと出ると、そこには山ほどもある巨大な影が横たわっていた。漆黒の鱗に、絶えずゆらゆらと立ち昇る禍々しい黒炎。その熱によって、周囲の山肌は赤く焼け、普通の草木が一本も生えない異界と化している。 薄暗い洞穴の中で丸まるそ
「分かってるなら、イタズラをしないでよね。危ないからさぁ」と、文句じゃなくではなく心配をする表情でミアに言った。「うん。わかったぁ〜」注意をされて素直に聞き入れて、嬉しそうに返事をしていた。(そう言えば……ミアに注意をする人がいないんだっけ。心配をしてほしくてイタズラをしていたっぽいなぁ……) そう、昨日は1体を脅しの意味で威嚇射撃をしたら……黒炎弾が威力の制御が出来ずに、ほぼ不発な状態の黒炎弾だったので、少し威力を強くしたファイアショットを試したら……大火力の巨大なファイアショットを放ってしまった。 イメージ通りに魔法が制御できなくなっていた。(うぅ〜ん……なんだったんだろ??思い当たることと言えば、恋だなぁ……セラフィーナと出会った日からおかしくなり始めたんだし。不治の病と言われてるくらいだし、重症だよねぇ……はぁ) 村の貴族の屋敷で、土地もあり儲かっていた時に作られた屋敷っぽくリビングには3人掛けのソファーが4つにテーブルが2つ設置してあった。他にはテーブルが3つあり4人で話ができる大きさもあり、椅子も各テーブルに4つ設置されていた。 少し肌寒いのか、ミアが寄りかかってきていつも通り腕に抱きついてきて、向かい合わせで抱きついて抱えられているミーニャに文句をいうかと思ったら気にしていない様子だ。「ちょっと、肌寒かったけど二人が温かくて、幸せ〜♪」と言うと二人が顔を上げて見つめてきて、ニッコリと笑い二人も幸せそうな表情をした。(ミアとミーニャは、相性は良さそうだね。良かったぁ〜♪) リビングに入ってくる気配の方を向くと、不治の病の元のセラフィーナが笑顔で駆け寄ってくる。「レイニー様、おはようございます」と、ミアの反対の俺の隣に座ると手を繋いできた。(うぅ……柔らかくて温かい手だなぁ♪やっぱりドキドキしちゃう……)「おい、小
ゴロッと回転し部屋の方を見るようにすると、座るとパジャマの丈が短くなり太ももが少し出ていて、直接ミーニャの太ももに俺の頬が触れた。ミーニャの柔らかな太ももの感触が伝わりドキッとしてしまう。 そんな事を考えていると、ミーニャが優しく頬を撫でてきてガバッと覆いかぶさるように抱きしめてきた。「……ぅ、う、うにゃぁ……すきぃ……。お兄ちゃん……、きょうは、かわいぃ」俺の髪の毛の匂いを嗅いでいる気がする……あれ、今日はオフロに入ってないんじゃない?臭ってないかなぁ……と心配になってしまう。「えっと……髪の毛臭くない?お風呂に入ってないから……」クンクンと匂いを嗅いでいたミーニャが「お兄ちゃん、の香りすきぃ……。いいニオイ」俺の頭に頬を着けて、しばらく、どっちが甘えているのか分からない状況が続いた。でも、お互いに甘えられたんじゃないかなぁ♪ 抱きしめるのをやめると、ミーニャがジッと俺の横顔を見つめていて……顔を近づけてきた。え!? なに? もしかして……キスとか!? と思っていると。「……カプッ♪ カプッ♪」と俺の頬を甘噛みしてきた。それに、味わうように俺の頬にミーニャの温かく柔らかな舌の感触がにゅるっとしていた。くすぐったい……回復効果があるんだよな、今回は……癒し効果もありそうじゃん?「な、なに……? え?」と驚いていると「お兄ちゃん、おいしそう……」意外な返答が返ってきた。「いや、あのぉ……食べないでよぉ!」慌てて言うと、「ホントには、たべないよ」と真面目な顔をして言ってきた。真面目な顔をしていう場面じゃないと思うよ。こわいってばっ! あ、でも……ワイルドなキスみたいな感じな







